狼と香辛料 MERCHANT MEETS THE WISE WOLF 第2話の感想

地方間の為替、自称駆け出し行商人と腹の探り合い、時代の変化、農夫は時間でなく空気に正確、人と狼が生きる世界の違いetc.
徐々に世界観味わいつつ経済と宗教が絡み合う物語から2人の成長や関係性、旅の行く末を占う布石が打たれた回

やっぱり長命種は人間をガキ扱いして欲しいんだよな。ホロは本当に素晴らしい。俺のことも小僧って呼んでくれ。
人と狼、互いに恐怖の対象であり、理解できないこともある。理解できないと分かっていることは、わざわざ言わないのだ。

人と狼、限りある命と悠久の時を生きる者
そこにある“住む世界が違う”故の価値観の相違と互いを恐れる心

でも2人は“賢き者”
それぞれ立場と心に寄り添う旅となるのだろう

経済に為替に怪しい男w
世の中の成り立ちと落とし穴を学べる作品やねw

ホロとロレンスの会話のテンポ良いよな。故郷の話をするホロがちょいちょい切ない。ロレンスの狼絡みの過去重そう。ゼーレン怪しさしかないやん、、、wロレンスに叱られてシュンとするホロ可愛かった。最後のホロのセリフも切なかったなぁ、、、。

ホロ cv小清水亜美
「ぬしは狼に襲われたことはないんかや」
クラフト・ロレンス cv福山潤
「ある…8回くらい」

部屋に入ると裸でw気にするロレンスと全く気にしてないホロ笑
裸でずっといるホロ笑
尻にしかれないようにするのが精一杯だで笑
巾着に入れた麦..を掘り投げこっちが優先じゃなとチーズたっぷりジャガイモに手を伸ばすホロw

動きは『皆無』なのに,会話で引き込まれるんですよね
『嘘を憑く時､大事なのは嘘の内容ではなく,なぜ嘘を憑くのかという､その状況じゃ。』
嘘という一部分に捕われず,大局的な視点で物事を『俯瞰』する
怒って終わりでなく,一歩先に進む考え方が○

第２幕

ホロとロレンスの旅の様子を描き
生きて来た年月も種族も違う二人が
それぞれ互いの地雷を踏みながら
ちょっとずつ互いに踏み込む内容。

てっきり原作のキリいいとこまで進めるためのリメイクだと思ってたら前作同様スローペースで進めてくんだな
このペースだと2クールじゃ前作とそう変わらないところで終わってしまいそうだが果たして

今となっては商人や経済の話は珍しくないので埋没するかなとか思ったけど一周回って新鮮だった。ロレンスの誠実さとホロの愛らしさが好ましく映る。愛されたアニメ化だなぁ。

耳が良く動くのは良いけど、胸が全く動かないのは気になっちゃった(笑)同時に胸を隠す髪も動かさないといけなくなるからとか？（￣▽￣）この作品は旧作でも思ったけど～アニメ向きではあまりないと思うんやけどね～。

感想
痛ましい経験さえも自らの一部、個性とするホロに対して、触れられたくない行商人。お互いの弱さを見せ合ったのにも関わらず、超えられない違いを感じてしまう不思議な距離感が良かった。

1話でのやり取りを考えるとだいぶ砕けて来た二人
イイ感じです
商人ネットワークや為替、貨幣の含有率における投機、その裏の意図など本題も少しずつ出てきました
別絵で説明とか無しは個人的には雰囲気を壊さず良さげ
スローテンポに好感です

テンポのいい会話が心地よくて自然に話に入り込めてしまう。
所々で人と狼の違いを感じさせるのも面白いなと。
まだ短い付き合いだけど相性はバッチリの２人。

芋を喉に詰まらせる度に逆立つホロの尻尾がやたら可愛らしかった。