#11 狼と香辛料 MERCHANT MEETS THE WISE WOLFの感想

1クール目の締めに向けたフリ回
崖っぷちのレメリオ商会も自分達の利益優先で頃合いを見て仕掛けてきて、ロレンスのお人好しな性格が最悪な方向へ
頼るばかりで何も出来ない己の無力さに嘆くしかないロレンスに希望の光は見えるのか

観た

上手くいきそうだったのに…
商会も崖っちぷちってことか。相手も普段やり慣れてない感じだったな。

ロレンスは大丈夫そうだけど、ノーラはヤバそう。

「狼の森と凍てつく雨」

金の買付を終え、帰路に就くロレンスたち。
しかし、森の入口に着く頃には雨が降り始め、不穏な影が一行に忍び寄る。
次回はいよいよ決着。 ロレンスたちは笑顔になれるのか？

“男は狼なのよ気をつけない”
なんて歌詞があるが、ここに出て来る男は気弱な兎ばかりw

裏切った商会が悪いのか、安易に信じきったロレンスが悪いのか
目先の事だけを考える男達、自分の将来をも見据えるノーラとは大違いw

ホロは無事なのか

ラムトラへ向かう道のりなかなかの緊迫感。休憩中のノーラとホロの会話は微笑ましかったけどw後半一気に不穏さ増したやん。ホロ以外にも大きい狼がおるとは、、、。ボコられて1人になって泣いてるロレンス切ない。

ホロちゃんと話すとき、少しおびえたような声を出してたし羊使いちゃん実はホロちゃんの正体に気づいてるのでは？

若者がご老体を虐めてはだめでしょうが！とか言ったらホロちゃんに殺されそう笑

ほんと女々しいなロレンス

ノーラとホロのガールズトークが色々と意味深。
商売と詐欺・脅迫・密輸・暴行等の犯罪の境界線が、かなり曖昧というか…思ったより辛い展開の話が多いいなぁ。
神獣みたいな存在が、それなりにいる世界なの?!

ホロ cv小清水亜美
「リュビンハイゲンの市壁で会いんす。そのときはみな、金持ちじゃ」
ホロじゃなきゃ死亡フラグすぎる

ホロ cv小清水亜美
「安い意地、粗末な誇り。どれも若造が大事にするものじゃ。ここはわっちが面倒を負わねばならぬ」

ノーラ・アレント cv中原麻衣
「この仕事がうまくいくにせよ、失敗するにせよ、私は羊飼いを辞めることになるでしょうから」
ホロ cv小清水亜美
「わっちの言った通りじゃろ」
ロレンス cv福山潤
「そうだな」

ホロ cv小清水亜美
「ほお、なぜまた」
ノーラ・アレント cv中原麻衣
『エネクが物凄くホロさんのことを意識しているみたいでしたから』
「それはあれじゃ、わっちに惚れておるのじゃろう」
ここのエネクさんの顔

ノーラ・アレント cv中原麻衣
「私、ホロさんは羊飼いの方なのかなって思ったんです」
まぁある意味では間違っちゃいない

ホロ cv小清水亜美
「夜になれば狼は常に現れる。目の前にこんな可愛いウサギがおるんじゃからのぉ。毎晩狼に狙われるウサギが、狼のことを知らぬわけがあるまい」

ホロ cv小清水亜美
「だいたいじゃな、わっちのように男と2人旅をしとる者に狼に詳しいかと聞くのは可笑しいことでありんす」
ノーラ・アレント cv中原麻衣
「どういうことです？」

ノーラ・アレント cv中原麻衣
「ここの狼はいつもこうなんですよ。遠吠えも滅多に聞きませんし、襲うような素振りも見せず、ただじっとこちらを見ているような」

ホロ cv小清水亜美
「あの犬、わっちのことに気が付いておる」
「初めて会ったときから腹のたつ視線を向けてきおったわ。あの目が語っておる。羊に手を出してみろ。いつでもその喉笛を噛みきってやる、とな」

マーティン・リーベルト cv堀内賢雄
「申し訳ない。緊張して気が急いてしまって」
クラフト・ロレンス cv福山潤
「商会を背負っているのだから当然ですよ」

ロレンス cv福山潤
「羊飼いは早めに休息を取るんです。夜羊達が襲われないよう見張るために。今回の商売を成功させるためには羊の無事が最優先です。だからノーラさんの指示に従うのが最良かと思います」

使用人 cv菊本平
「うまくいくでしょうか」
ハンス・レメリオ cv郷田ほづみ
「うまくいかなければ、我らの明日が暗闇になるだけだ」

クラフト・ロレンス cv福山潤
「彼は今回の仕事の協力者です」
マーティン・リーベルト cv堀内賢雄
「レメリオ商会のマーティン・リーベルトです」

男と女の二人旅、夜になると狼は常に現れる。ロレンスは兎だけどなｗ 会話が小粋で面白ｗ
森の狼と縄張り争い。ホロは大丈夫そうだけどロレンス達は口封じかよ。危ない橋を渡るのはリスクが伴うな。このままだとノーラも消されるぞ。

やはり一番恐ろしいのは人間というお話の典型ね。どこまでいっても無力で浅はかなロレンス。裏切りの可能性は考えなかったか。狼は誇り高い生き物。目上の者への礼儀以上に自分の矜持が勝る。賢狼ホロの矜持といずれが勝るか。