狼と香辛料 MERCHANT MEETS THE WISE WOLF 第16話の感想

賢狼ホロ……哀れまれることを何よりも嫌うよなあ。
どうか自暴自棄にならないでくれ。
こんなにも近くに居るのにディスコミュニケーションが生じるとはね……。

アマーティの宣戦布告
色ボケした若造の暴走くらいに受け止めていたロレンスだが
本当の色ボケは寧ろロレンスの方だった

ホロの事を分かってるつもりで、ホロの本当の“孤独”を理解してなかったツケが今一気に降りかかる

この勝負、もしや…

アマーティなかなかにめんどくさいwホロとロレンス相変わらずのことやり取りにほっこりしてたら、後半しんどすぎん？取り乱したホロつら。最後のロレンスも。いやぁ、早く続き見たい。

ホロ cv小清水亜美
「ぬしがその話で慌てておらぬのも、そういうことだったのじゃろ。銀貨千枚とならば惜しくもないと思ったからじゃろ」

ホロ cv小清水亜美
「ぬしはわっちのなんじゃ。いや、わっちはぬしのなんじゃ」

ホロ cv小清水亜美
「ぬしは哀れでか弱い子羊が好きじゃからな。なにも知らずとっくに滅びた故郷に帰りたいなどと言っておるわっちはどうじゃった」

ホロ cv小清水亜美
「ぬしよ、どうしよう。わっちゃ、帰る場所がなくなってしまいんす。どうしよう…」

クラフト・ロレンス cv福山潤
「アマーティは知らないだろうが、ホロには旅の目的がある。それに付き合ってきたのは俺だ。その路銀のためにも、銀貨千枚と黄鉄鋼で一儲けしてやるさ」

マルク・コール cv小山力也
「女連中は懐が温かい商人や農夫の連中を誑かしてその奇跡の石をどれだけ買わせたかで周りと競っている節がある。女が甘い声ひとつ出すたびに値段が上がっていくという塩梅だ」

マルク・コール cv小山力也
「今いくらすると思う」
クラフト・ロレンス cv福山潤
『普通なら10イレードってところだろうが…そうだな…100』
「270だ」

クラフト・ロレンス cv福山潤
「で、今からマルクのところに行ってくる」
ホロ cv小清水亜美
「メスの匂いのする手紙を胸に忍ばせて？」

クラフト・ロレンス cv福山潤
「すまん、ちょっと外に行ってくる」
ホロ cv小清水亜美
「メスの匂いがする手紙を胸に忍ばせてかや」

ホロ cv小清水亜美
「おお、よく見えるのぉ」
クラフト・ロレンス cv福山潤
「この点はアマーティに感謝だな」
いつの間にかさん付けやめた

ホロ cv小清水亜美
「んー、揚げたてはまた格別じゃなぁ」
まーたなに食べてるのかなぁ

ホロ cv小清水亜美
「ぬしが動揺せぬとわっちがぬしの気を引いているみたいじゃないかや」
クラフト・ロレンス cv福山潤
「それは恐悦至極だな。恐悦すぎてあとが怖い」

ホロ cv小清水亜美
「答えが用意されている質問であっても、容易に答えられないものが多いのが世の中でありんす。例えば麦粉の混ざり具合など、の」

ホロ cv小清水亜美
「もしもぬしさまが外してくれるなら、わっちは喜んで麦の粉で白くなりんす」
マルク・コール cv小山力也
「あっはははは、アマーティが参るわけだ。この分だと縛られているのはロレンスの方だな」

ホロ cv小清水亜美
「ま、ぬしはそれなりによき商人じゃ。きっと水面下で裏工作をして万全を期すに違いない」
ロレンス cv福山潤
『祭りに連れていけと』
「契約のためなら賄賂も辞さぬ商人じゃろ」

ホロ cv小清水亜美
「そう考えると、よき雄であることとよき大人であることは相入れぬことなのかもしれぬ。よき雄は子供じみておる。よき大人は府抜けておる」

ホロ cv小清水亜美
「たとえ借金といえどもそれは2人を繋ぐ絆の1つ。切れることなど耐えられぬ。ならばこの場で恥を受けようとも、その契約は受けられぬ。とな、どうかや？」

ホロ cv小清水亜美
「落ち着いて振る舞うだけで大人かや？」
ロレンス cv福山潤
『違うのか』
「勝てる博打かどうかを見極めての余裕など、単なる小賢しさと言えような。そんなもの大人じゃありんせん」

ホロ cv小清水亜美
「凄い自信じゃな」
クラフト・ロレンス cv福山潤
『自信じゃない。俺はお前を信じているだけだ』
「まったく、おろおろしておったほうがまだ可愛げがあるというものじゃな」

ギ・バトス cv赤城進
「アマーティさん、資金の調達に当てがあってのことだと思いますよ」
クラフト・ロレンス cv福山潤
『えっ』
「あまり感心できる方法じゃないようですが」

フェルミ・アマーティ cv千葉紗子
「契約のナイフ、受け取ってもらえますね。ロレンスさん」
クラフト・ロレンス cv福山潤
『契約書も見ずに契約を締結するほど不注意ではありません』
「もちろんです」

クラフト・ロレンス cv福山潤
「借金がなくなったからと言って、彼女が旅の同伴をやめるとは限りません」
フェルミ・アマーティ cv千葉紗子
「もちろんです。でも私には自信があります」

フェルミ・アマーティ cv千葉紗子
「私は宣言します。遍歴の修道女の細い肩にかかる借金を弁済することを。そしてその身が自由になった暁には、遍歴の修道女ホロに誠実なる愛を、結婚を申し込みます」

アマーティさん随分と急だな！
ホロならそう簡単について行かないと思ったけど、ロレンスがやらかしちゃったからな…
未来のホロには子供が居るし、故郷は無事で他の誰かとの子かな？
獣人と人間の子供ってまず出来るの？

やれやれ(笑)またやん。嘘とゆー身から出た錆(´▽｀)その上にホロを傷つけちゃうし～なにやってんのロレンスくん。

何か面倒臭いことになってる。本人が居ないとこで突き進むアマーティもいつも不用意過ぎて失敗するのに変な自信を持っててやっぱり失敗する間の悪いロレンスもすぐに悲劇のヒロインになって泣き叫ぶホロも、皆一旦落ち着きなさいw

感想
人の関係もまた対等な取引。相手に一生懸命になることは、その人から享受した価値を認めることでもあるのだろう。それを怠った一つの結果として納得できる。いつもながら教訓めいた要素が馴染む。

アマーティーがホロの身請け宣言。マジで惚れてら。まぁ銀貨1000枚積まれてもホロは付いて行かないだろう、目的あるし。
サイコロバブルが到来、さらにヨイツが滅んでいるという情報で自暴自棄になるホロ。う～ん、タイミング悪い。