妃教育から逃げたい私 第11話の感想

低予算に見えるけど、かなり安定して面白い。どのキャラも憎めないし個性あるの良い。後1話あるけど、ほんとに蛇足にならないでくれ頼む。

逃げ切り失敗…なのか？
王妃になってもまだ教育あるんだろうか

引き続き面白かった。
コメディではありがちな早とちりから始まる騒動も、本作だとどこかほのぼの。登場キャラクターの豊かさを感じることができる。

「もぉ〜逃げられない！」
いやまだ逃げる気やったんかい(笑)
せっかくの晴れ舞台、化粧はケバいしドレスおダサいしヘアメイクも残念。しかも入場ですでにベールが上がってるのはいただけないわね。
おもしろいからいっか

クラークの願いだけが叶えられており二人が対等な関係になっていない。せめてレティシアが王宮生活を前向きに受け入れる決定的ターニングポイントが必要だった。
なんやかんや楽しんでる描写だけでは足りないし、もし受け入れてるのが自明なら今回の劇は成立しない。

と思ったらのデン！「も～逃げられない」は笑ったよ。早とちりで始まった話が同じような早とちりで終盤が始まる。王位継承権の放棄という噂が広まって大事なことを投げ出すとは見損なった、のレティシアの啖呵、まんま自分にも跳ね返るしな。

今回も微笑ましいラブコメでこの作品好き
従者たちの勘違いからの騒動だったが
レティとクラーク王子は無事結婚パチパチパチ

クラークが立場を放棄してレティシアと逃避行する誤解が流布して、それを解くまでの空騒ぎを描く（だけの）話数。空騒ぎを横目にまあそうなるよねという帰結はわかりきってるので安心して楽しめる面はあるし、レティシアの肝っ玉も見れたので良かったけれど、ちょっと言い回

結婚式の準備に追われ、逃げ出したい気持ちでいっぱいのレティシアとクラーク
そんな中、クラークは父であるモーリス王に、レティシアの笑顔を守るために王位継承権を放棄すると告げる

いよいよ結婚が近づいてくると、クラークですら「逃げたい」となる忙しさ。伝言ゲームでどんどん拗れるもさすがは行動力の化身レティシアでした。ここまで逃げ続けてきたレティシアが、好きなのは逃げないクラークだと、逆の構図になるのがよかったです。

今回は結婚式前にあらぬ噂の大騒動。まぁ、これまでレティシアを捕まえておく為に国家権力を乱用しまくっておいて、いざ結婚する段階になって駆け落ちとか、スジのない事ヒレ肉の如しだもんね。まぁ、それでナディルが困る様は観てみたいけど。